アランチーニとは、ローマ発祥のライスコロッケである。形がオレンジに似ていることから、地方によって呼び方が変化している。ナポリでは、アランチーニ・ディ・リゾ(arancini di riso、「米の小さなオレンジ」)やパッレ・ディ・リゾ(palle di riso、「米の団子」)とも呼称されている。ローマでは、基本的に「スプリ」とういう名称で呼ばれている。フランス語で、Surprise(驚き)という語源からきていてアランチーノの中身にモッツァレッラといった思いもよらないものが入ってることからそういった呼称になったとされている。さらに、アランチーノとスプリでは、アランチーノの方が大きく「シチリアでしかアランチーノは食べることが出来ない」とも言われている。ローマでは、ピザ屋のサブメニューとして定番であり、前菜として食べることが多い。そのシチリアでの食習慣としては、スプーマとワインを混ぜたものを飲むと消化に良いと考えられており「アランチーノ・ディ・パレルモ」を食べる際は、その飲み物と一緒に飲むことが良いとされている。