「おこわ」とは、女房詞であり「強飯(こわめし)」とも言われている。一般的なのが「赤飯」であるが、純粋ではなく狭義として「赤飯」と指すことが多い。この「強飯」は、堅い飯といった言葉の意味であるが「うるち米」で炊き上げたご飯は独特のもちもちした甘くて美味しいご飯が炊きあがる。今となっては安く簡単に米は手に入るが一昔前は、かなりの高級品であり、特にもち米といった「おこわ」は正月など祝い事でしか口に出来なったご馳走なのである。ちなみに、肉などを含まないものにのみ「精進料理」として僧侶に好まれて食べらていたとも言われている。もちろん、味付けにはもち米の甘味をつぶさないようにあっさりした調味料を中心に適量が好まれる。具にいたっても淡泊なものが人気である。また、何も味付けをしないで炊き上げたものを「白蒸し」とも呼んでいてこれも意外と好んで食べる人が多い。家庭で作るには、電子レンジなどで作ることもできる。