「うなり寿司」とは、愛知県豊川市で有名かつ名物な「いなり寿司」をひっくり返し外に剥き出し状態になった酢飯(シャリ)にうなぎの蒲焼きを乗せてあるもののことで、酢飯と甘い蒲焼きとが綺麗に調和してなんとも言えない美味しさに変貌している。ひっくり返す前の、「いなり寿司」とは甘辛くした油揚げに酢飯を包んだ単純な寿司のことである。うなり寿司は「押し寿司」の一種という説もあるが、分類としては「いなり寿司」の一種と考えられて作られた新名物なので「押し寿司」ではないとされている。しかし、真空パックで販売されているものは押し寿司に分類するという話もある。見た目は、「あなご寿司」にそっくりであるが脂の乗りが大変良く濃厚であり鰻自体も厚いのであなごと違いボリュームがある。うなり寿司の特徴は、熱々で食べると大変美味しいのだが、冷めたものも大変美味しく真空パックにして販売するきっかけとなっている。また語源として、「うなぎ」と「いなり」の合成語であるが、「うなるほど美味しい」といった意味もかけられており一度食べてみても損はないということである。